人助け(願望)

道を歩いていると、うずくまっている眼の青い人がいた。話をしてみると腹が減っているらしい。なぜか持ち合わせていたでん六豆をあげたら、ちょっと元気になって動けるようになった。なおも腹が減ったと言うので、はえぬきの上に平田牧場の三元豚がのったカツ丼を食べさせる店に連れていく。
たらふく食った後、非常に満足したらしく、「今までの食べ物は何だ」と聞いてくる。
説明すると、「わかった。俺がロシアにたらふく輸入する」と言う。
何でもロシアの貿易商でたいそうなお金持ちだったらしい。