0-1 新潟 その3
人に対して寛容でありたいと思う。
試合後に頑張りは頑張りとして認め、結果が全然伴わないとしても、次への期待も込めて拍手をする人がいるのは当然だと思う。
君達はもっと素晴しい動きを見せてくれたことがあったじゃないか、もっと出来るだろうと、厳しい言葉を投げかける人がいるのももっともだと思う。熱い感情を抑えられずにお子様の教育に芳しくない言葉を言うかもしれない。
この出来で拍手などできるものか、といって暴言を吐いたところで何も良くなりはしないよな、と思い、で、どうすることもできずに、むすーっと腰に手を当てて選手を見ている人もいる。あ、それは俺だ。
先日、徹子の部屋のために(だけではないが)来日したレディー・ガガさんはNHKとのインタヴューで作ったアルバムについて次のように語ったという。
自分は違うから他の人とは区別するという対立的な言い方ではなく、
「私は違う
それはあなたも同じ
その点で私たちは同じ」という、
全く反対の表現をしました。
違うと対立するのではなく、違うということを認める。
幸いなことに、違うといっても、スタジアムに来る人は、まるっきし違うのではない。
モンテディオに勝って欲しい。モンテディオがJ1に残留して欲しい。そう思っていることでは同じだ。